コーヒー発祥の地されているエチオピアの隣国に位置するケニアですが、コーヒーの歴史はそれほど長くはありません。しかし、ケニアで生産されるコーヒーは高品質で、世界から注目されている産地です。今回はまだあまり知られていないケニア ナンジャ ABを紹介します。
ケニア ナンジャ ABの特徴
世界最大のパラグウィ農協(キリニャガ)にて生産。
安定した高品質の生豆
カカオ、ストーンフルーツ、優しい甘味が特徴
(大阪箕面珈琲焙煎所による)
コーヒー豆の詳細
・原産国 :ケニア
・地域 :中央州キリニャガ県
・生産者 :ニャンジャファクトリー近隣の生産者
・品種 :SL34、SL28、ティアン ルイル11
・グレード:AB
・精製方法:ウォッシュド
・乾燥方法:自然乾燥(8~14日間)
・標高 :1,600~1,800m
・焙煎 :シティロースト
コーヒーの味覚チャート
・ボディ:★★★☆☆☆☆☆☆☆ (3)
・酸味 :★★☆☆☆☆☆☆☆☆ (2)
・苦み :★★★★☆☆☆☆☆☆ (4)
・コク :★★★★★★☆☆☆☆ (6)
・甘味 :★★★★☆☆☆☆☆☆ (4)
(大阪箕面珈琲焙煎所による)
購入先:大阪箕面珈琲焙煎所
https://minoh-coffee.net/
ケニア ナンジャ ABの感想
ケニア ナンジャ ABは、コクと甘味に加え、強すぎない苦みとのバランスがとれているコーヒーです。酸味はわずかに感じる程度なので、酸味が苦手な人でも楽しんでもらえると思います。また、ボディも穏やかなので飲みやすいコーヒーです。
おすすめのシチュエーション
・モーニングコーヒーとして。
・気分が上がる映画やドラマを見ながら。
・デスクワークのお供に。
ケニア ナンジャ ABとスイーツとのペアリング
ロールケーキ★★★★☆4.5
ローソンのくるみ餅で巻いたもち食感ロール(みたらし)です。
くるみの入った生地でホイップとみたらし風ソースを巻いた和洋折衷のもち食感ロール。くるみの食感とみたらしの甘じょっぱさがアクセント。(ローソン公式サイトより)
みたらしソースは入ってるのかなと思うくらいの存在感です。みたらしソースが主張しすぎてないのが、クリームや全体のバランをうまく取っているのだと思います。見た目よりあっさりしていて、パクパクと食べられます。くるみの食感も小気味よく、良いアクセントになっています。
コーヒーとの相性は良く、ケニア ナンジャ ABのコクが増すように感じました。コーヒーの甘味は少し抑えられる感じですが、くるみやみたらしソースとの相性もよく、全体的にケニア ナンジャ ABとの相性はGoodでした。
クッキー★★★★☆4.0
森永のブラックムーン。
サクサクほどける食感と卵の風味を生かした、ショコラのコク深い味わいが口の中で広がるクッキー。(森永公式サイトより)
あっさりとした甘さ控えめで、サクほろの軽い食感のクッキーです。
ケニア ナンジャ ABとの相性はよかったです。甘すぎないので、ケニア ナンジャ ABの甘味やコクを妨げることなく、お互いに美味しく楽しむことができました。
クッキー★★★☆☆3.0
森永のホワイトチョコチップクッキー。
ミルクの風味豊かな生地に、なめらかなホワイトチョコチップがたっぷり入ったコク深い味わいのクッキーを焼き上げました。(森永公式サイトより)
ホワイトチョコの甘味をしっかりと感じるクッキーです。
ケニア ナンジャ ABとの相性はまずまずといったところです。ホワイトチョコの甘味が強いので、ケニア ナンジャ ABの甘味がちょっと感じにくくなりました。
チョコレート★★★☆☆3.8
業務スーパーで購入した、ミニプラリネ トリフチョコレートです。
中のとろりとしたフィリングは。キャラメルのような甘さとコクがあり、ほんのりアルコールが感じられます。私はアルコールに強いのですが、アルコールに弱い方は気になるかもしれませんね。お酒好きの人にはお勧めしたいチョコレートです。
ケニア ナンジャ ABとの相性はいい感じでした。チョコレートを食べてからコーヒーを飲むと、フィリングの甘さがコーヒーの甘味やコクに勝ってしまい、コーヒーの苦みが前に出がちになるのですが、チョコレートがまだ口の中に残っているときにコーヒーを口に含むと、いい感じに混ざり合ってとても美味しかったです。この楽しみ方はおすすめです。
ケニア ナンジャ ABとスイーツとのペアリングのまとめ
ケニア ナンジャ ABとスイーツとのペアリングは、どれもいい結果となりました。傾向としては、甘味の強いスイーツより、優しい甘さのスイーツのほうが、相性が良かったように思います。ケニア ナンジャ ABは、これといった特徴がないところが、かえってどんなスイーツとも相性が良かったのかもしれません。
ケニア ナンジャ ABのまとめ
ケニア ナンジャ ABは、ほどほどのボディにコクと甘みと控えめな酸味、そして適度な苦みのバランスがよく、毎日飲んでも飽きの来ないコーヒーです。酸味も少なく、苦みやボディも強すぎることがないので、普段飲みのコーヒーとして重宝するコーヒーだと思います。