セブン ざらめせんべい

コーヒーの名前が「クレオパトラ」なんて、どんなコーヒーなのか興味を惹かれます。
でも、コロンビアなのに、「クレオパトラ」ってどういうことなんでしょうか。気になりませんか?
今回は、「クレオパトラ」という名を冠したコーヒー豆を紹介します。

コロンビア・クレオパトラの特徴

標高1,500m以上のHulia地区にて栽培
コロンビア豆として、王道のカップクオリティ
雑味がなくマイルド、滑らかな味わい
ほのかな酸味、やさしい苦味
(大阪箕面珈琲焙煎所による)

コロンビア・クレオパトラの名前の由来

気になる「クレオパトラ」の名前の由来ですが、当初の農園主の名前が、「シーザー」さんだったそうです。
シーザーといえば、思い浮かぶのは「クレオパトラ」ですよね。そこから、コーヒー豆に「クレオパトラ」という名前を付けたそうです。

今回飲んだコーヒーの詳細

・原産国:コロンビア
・地域:ウィラ地区(エリア指定)
・標高:1,700~1,800
・品種:ティピカ、ブルボン
・グレード:スプレモ
・精製方法:ウォッシュド
・焙煎:ミディアムロースト

コーヒーの味覚チャート

・香り:★★★☆☆
・酸味:★★★★☆
・苦み:★★★☆☆
・コク:★★☆☆☆
・甘味:★★★☆☆

(大阪箕面珈琲焙煎所による)

購入先:大阪箕面珈琲焙煎所
https://minoh-coffee.net/

コロンビア・クレオパトラの感想

甘味、酸味、苦みのバランスがとれたコーヒー。
柔らかく穏やかな酸味で、苦みも優しく、軽い口当たりで、あっさりと飲みやすいコーヒーです。
甘味とコクもあり、舌触りは軽く、スーッと消えていく感じです。
冷めてくると、甘味とコクが増してきます。
後味にヘーゼルナッツを感じると店長さんに言われたのを思い出して、それを踏まえてしっかり味わってみると、確かにヘーゼルナッツらきしものがいました。
コロンビア・クレオパトラは、とても飲みやすいマイルドなコーヒーです。

フードペアリング

ビスコ:発酵バター風味★★★☆☆3.5

ビスコ 発酵バター風味

1つ目を食べた後にコーヒーを飲んだときは、可もなく不可もなくといった感じでしたが、2個3個と食べていくうちに、どうかなって思ってた違和感がなくなり、コーヒーと上手くなじんでいるというふうに変わってきました。
コーヒーも時間とともに冷めてきて、酸味が薄れて、コクと甘みが増してくるので、もしかしたら、コーヒーの味わいの変化で、コーヒーとの相性が良くなったのかなとも思います。

ビスケット★★★☆☆

ロータス ビスコフ

今回のビスケットはロータス ビスコフです。
ほど良いカラメル風味の甘さとほのかなシナモンの香りが特徴のベルギーのビスケットです。

まずまずの相性です。個人的には、いまひとつという感じが少なからずあったので、★3つにしました。

おかき★☆☆☆☆

ファミマ こだわりの黒豆おかき

今回はファミリーマートの「こだわりの黒豆おかき」です。
以前、ケニアのマサイAAとザラメのおかきと合わせたところ、とても相性が良かったので、塩味のおかきはどうかと挑戦してみました。
1つ目を食べた後にコーヒーを飲んだときは、「こんなものか」というか感じ程度だったのですが、3つ4つと食べていくと、コーヒーの苦みばかりが強調されて、せっかくの美味しいコーヒーが、ただの苦いコーヒーになってしまいました。
塩味のおかきをコーヒーと合わせたのは今回が初めてですが、おそらく、塩味のおかきはコーヒーに合わないように思います。

ザラメせんべい★★★★☆

セブン ざらめせんべい

今回はセブンイレブンのザラメのせんべいです。
塩味のおかきのところでも書きましたが、ザラメのおかきや煎餅が、他のコーヒーでも相性がいいことを確かめるために、コロンビア・クレオパトラでも挑戦してみました。

ここで、簡単におかきとせんべいの違いについて説明すると、違いは作り方ではなく材料の違いです。おかきもせんべいも原料は米なのですが、おかきはもち米で、せんべいはうるち米で作られます。
そしてあられは、おかきと同じもち米で作られますが、大きさが大きいのがおかきで、小さいのがあられだそうです。

ケニアのマサイAAと合わせた同じ商品ではありませんが、やはり、ざらめ風味はコーヒーとよく合いました。塩味とは雲泥の差です。ザラメのコクとせんべい全体の甘じょっぱさが、コーヒーとよく合っています。
以前は、力強いケニアのコーヒーでしたが、コロンビアのクレオパトラのようなマイルドな味わいのコーヒーにも、ザラメ風味はよく合いました。

コロンビア・クレオパトラのまとめ

コロンビア・クレオパトラは、とてもバランスがいいコーヒーです。非常に飲みやすいので、コーヒー初心者の人もおすすめです。

コーヒーをプレゼントするときにも、外すことない銘柄だと思います。コーヒーのネーミングが「クレオパトラ」ってところも、話のネタとしてもいいですよね。

これといった特徴があるコーヒーではありませんが、そのため、飽きが来ないので、普段使いにもってこいのコーヒーだと思います。
シーンを選ばず、朝、昼、夜、いつでも気軽に飲めるコーヒーです。
どんなコーヒーを買うか迷ったときは、「コロンビア・クレオパトラにしておけば間違いない」そんな安心感のある、バランスのいいコーヒーです。