ペルーと言えば、古代遺跡で有名なマチュピチュを連想する人が多いのでは?実は、ペルーはコーヒーで有名なブラジルやコロンビアのようにコーヒー大国でもあるのを知ってしまたか?ペルーでは、いったいどんなコーヒーを作っているのでしょうか。そして、どんなスイーツとの食べ合わせが良かったのかを紹介します。
ペルーG1キラバンバの特徴
世界有数の大量生産国
収穫⇒精選までを短時間=品質の安定
選別工程に手間をかけ、雑味のないクリーンさ
柑橘系のジューシーな質感、飲みやすい味わい
(大阪箕面珈琲焙煎所による)
コーヒー豆の詳細
・原産国:ペルー
・品種:ティピカ、カチモール
・精製方法:ウォッシュド
・焙煎:ハイロースト
・グレード:G1
・標高:1,500~2,000m
コーヒーの味覚チャート
・香り:★★★☆☆
・酸味:★★★☆☆
・苦み:★★☆☆☆
・コク:★★★☆☆
・甘味:★★★☆☆
(大阪箕面珈琲焙煎所による)
購入先:大阪箕面珈琲焙煎所
https://minoh-coffee.net/
ペルー キラバンバの感想
豆を挽いたときの香りは、爽やかでフルーティな香りが楽しい気分にしてくれます。
飲んで最初に感じるのは、酸味です。爽やかで柔らかい酸味です。苦みはほんの少し感じます。アフターに甘味とコクがあります。すっきりとした飲み口で、飲みやすいコーヒーです。
少し冷めてくると、甘味とコクが増して濃厚な味わいに変わり、ナッティー感もでてきて、余韻が長くなります。
甘味とコクが増してきたところに、ミルクを合わせて飲むのもオススメです。
フードペアリング
チョコクリームたい焼き★★★☆☆
ファミリーマートのチョコクリームたい焼きです。
チョコクリームは甘さ控えめで、皮にほとんど味はありませんが、その代わりにモチッと食感の皮が、全体をさらに優しい味わいにしているように思います。とてもあっさりとしたチョコクリームのたい焼きです。
ペルー キラバンバとの相性は、まずまずといったところでしょうか。特にコーヒーの味わいが良くも悪くも変わるということはなく、無難な組み合わせです。
ダブルクリームサンド★★★★☆4.5
こちらもファミリーマートのスイーツです。
ペルー キラバンバの酸味と、少し冷めてきたときの甘味とコクが、ダブルクリームサンドの生クリームの甘味とカスタードのコクがいい感じにマッチしていました。
ダブルクリームサンドのスポンジも柔らかく、コーヒーの優しい味わいとうまく調和して、ホッと幸せな気分にしてくれます。ぜひペルーキラバンバと一緒に楽しんでほしいオススメの食べ合わせです。
雪の宿★★☆☆☆
お馴染みの「雪の宿」です。
ほとんどの人が一度は食べたことがあるおせんべいだと思います。さっぱりとした塩味のおせんべいに優しい甘さのミルククリームがかかっているおせんべいです。
残念ながら、この食べ合わせは☆2つでした。おせんべいのあとにコーヒーを飲むと、せっかくのペルー キラバンバの爽やかで優しい酸味が消され、苦みが強調されて、嫌な苦みのあるコーヒーになってしまいました。
ショートブレッド★★★☆☆
グリコの発酵バターが薫るショートブレッドです。
食べると、発酵バターの香りが口の中に広がります。そして、ショートブレッドらしいザクザクほろほろ食感が楽しい気分にしてくれます。
ショートブレッドは発酵バターの香りが豊かで、美味しかったのですが、ペルー キラバンバとの相性はいまひとつでした。
以前も、ショートブレッドをコーヒーと合わせてみたのですが、そのときもいまひとつでした。
ショートブレッドと合うコーヒーはあるのでしょうか。早くショートブレッドと好相性のコーヒーに出会いたいです。
マカロン ★★★★☆4.5
今回のマカロンは、ローソンのあまおう苺&ショコラです。
あまおう苺のマカロンは、絶妙な甘酸っぱさがいいですね。ショコラのほうは、しっかりとショコラの風味を感じることができて、あまおう苺よりも少し固めのマカロンの皮の外側がサクッとした食感で、ショコラクリームとのコントラストがいい感じのマカロンです。
あまおう苺もショコラもどちらも☆4.5つの相性の良さでした。
あまおう苺のほうは、ペルー キラバンバの爽やかな酸味に、あまおう苺の甘酸っぱさがバランスよく加わって、そのままなのですが、コーヒーのもともとの爽やかな酸味が、甘酸っぱい爽やかな酸味のコーヒーになって、清々しく爽やかな気分にさせてくれる組み合わせです。
ちょうど、このペルー キラバンバを飲んだ季節が、もうすぐ桜が咲くころで、あまおう苺とペルー キラバンバのペアリングは、春の到来を待ち遠しく思うワクワクする気持ちを表現しているような、そんな食べ合わせでした。
ショコラのほうも相性はgoodでした。マカロンのショコラとアーモンドの風味が、ペルー キラバンバの爽やかな酸味とコクによく合っていました。
このマカロンとの組み合わせも、おすすめです。
フードペアリングのまとめ
今回は、自信を持っておすすめできる組み合わせが2つもありました。
相性が良かった理由は、それぞれ同じようなフレーバーを持っていたということかと思います。
ペルー キラバンバの爽やかで柔らかい酸味にあまおうの酸味、そして、ペルー キラバンバの甘味とコクには、マカロンのショコラの甘味とコク、ダブルクリームサンドの生クリームの甘味とカスタードのコクが相性の良さにつながったのでは思います。
ダブルクリームサンドとの食べ合わせが良かったので、たぶん、ローソンのプレミアムロールケーキとの食べ合わせもいいんじゃないかと思っています。
少し冷めてくると、甘味とコクが増して濃厚な味わいになり、ナッティー感も出てくるので、ナッツを使ったスイーツも合うのでは思います。
ペルーG1キラバンバのまとめ
ぺルーでも、こんな美味しいコーヒー豆を作っていることを知って驚きましたが、世界地図を思い浮かべれば、ペルーはコーヒー大国であるブラジルとコロンビアの隣国なので、ペルーがコーヒー大国なのも納得です。
日本ではあまり知られていないペルーのコーヒーですが、まだ飲んだことがなければ、ぜひ飲んでほしいコーヒーです。
今回はペルーG1キラバンバを飲みましたが、ペルーの違う銘柄があれば、飲んでみたいと思います。
ペルーG1キラバンバは飲みやすいコーヒーなので、コーヒー初心者の人にもおすすめできるコーヒーです。