ケニア・サファリとは
ケニアトップグレードの味わいのみを厳選
パワフルな力強さが特徴
カシスやグレープフルーツのような、ほのかな甘い芳香
濃厚なコク
(大阪箕面珈琲焙煎所による)
コーヒー豆の詳細
・原産国:ケニア
・品種:SL28、SL34
・精製方法:ウォッシュド
・焙煎:シティロースト
・グレード:AA
・乾燥方法:アフリカンベッド
・標高:1,750~1,900m
コーヒーの味覚チャート
・香り:★★★☆☆
・酸味:★★☆☆☆
・苦み:★★★★☆
・コク:★★☆☆☆
・甘味:★★★☆☆
(大阪箕面珈琲焙煎所による)
購入先:大阪箕面珈琲焙煎所
https://minoh-coffee.net/
ケニア・サファリの感想
最初に力強いボディと濃厚なコクを感じます。甘味もありますが、苦みもけっこうあります。雑味はなく、酸味もほとんど感じません。
ボディがしっかりしているので、舌の上にどっしりと濃厚なコクが乗ってきて、長く余韻を楽しむことができます。
ほのかに甘い香りも感じ取れます。
コーヒーの熱さが落ち着いてくると、コクや甘味が増し、さらに美味しさがアップします。力強さはそのままで、まったりとした感じに変わります。
フードペアリング
ダークチョコレート&ヘーゼルナッツクッキー★★★☆☆3.8
今回はメルバのダークチョコレート&ヘーゼルナッツクッキーです。
ヘーゼルナッツとダークチョコのチャンクがごろっと入っていて、ザクザク食感が楽しい食べごたえのあるクッキーです。1枚のサイズも大きく、しっかりした味のボリュームのあるクッキーです。
クッキーとの相性は、コーヒーの温度で違いました。
コーヒーが温かいときは、クッキーの味が濃いので、コーヒーがクッキーに負けている感じでした。
冷めてくると、コーヒーの甘味とコクが増して、ヘーゼルナッツの香ばしい風味やほろ苦いダークチョコと、うまくマッチしていました。
ザラメおかき★☆☆☆☆
コーヒーのコクや甘味がなくなり、苦いだけのコーヒーになってしまいました。
一度、口の中をリセットしないと、いつまでも苦いコーヒーを味うことになります。
せんべい★★★☆☆
お馴染みの「雪の宿」です。
ほとんどの人が一度は食べたことがあるおせんべいだと思います。
私はもうずいぶん食べていなかったのですが、ペアリングのために購入しました。記憶していた味とは違って、「こんなにおいしかったっけ?」と、久しぶりに食べて驚きました。
意外にもケニア・サファリと好相性でした。
以前、他の銘柄のコーヒーを塩味のおかきと合わせたときは全然だめだったのですが、雪の宿は、単に塩味だけはなく、さっぱりとした塩味のおせんべいに優しい甘さのミルククリームがかかっているのが好相性の要因だったのかと思います。
パッケージの裏側に、「お好きなお飲み物と一緒に召し上がれ♪」と書かれていたので、日本茶だけでなく、紅茶やコーヒーとも合うようにつくられているのかもしれませんね。
レモンタルト★★★★☆
コーヒーを飲んだあとに、レモンタルトを食べると、レモンのほどよい優しい酸味がケニア・サファリの力強いボディ感と苦みを和らげ、ほっとする印象で、心地よさを感じました。
逆に、レモンタルトを食べたあとにコーヒーを飲むと、これはいまひとつで、コーヒーの苦みが強調される感じでした。
でもコーヒーが冷めてくると、あら不思議、レモンタルトとの相性の良さがグンと良くなりました。
レモンタルトの酸味とコーヒーのコクや甘味とがよく合っています。
コーヒーが冷めてくると、コーヒー全体が落ち着くというのか、スイーツとの馴染みが良くなる感じがあります。
結果的に、レモンタルトとの相性が良かったので☆4つにしました。
おすすめのシチュエーション
- 目覚めのコーヒーに
- 仕事の合間に、気合を入れ直したいとき
- のんびり、ほっこりしたいときにカフェオレで
- キャンプや登山のコーヒーブレイクに
- こたつの中でほっこりコーヒータイムを楽しむとき
ケニア・サファリのまとめ
しっかりしたボディですが、ガツンとした感じはなく、濃厚なコクと甘みがあって、飲みやすいコーヒーです。
ミルクとの相性もいいので、半分飲んだところでカフェオレにして飲みましたが、ほっとする味わいになって、とても美味しかったです。
フードペアリングでも、しっかりした甘さのクッキーから、さっぱりしたレモンタルトまで、予想以上に幅広いスイーツと合わせられることもわかり、雄大なケニアの大地と同様に、懐の深さを感じるコーヒーでした。