ケニアなのにジャングル⁈と思われた方も多いのではないでしょうか。ケニアと言えば、雄大に広がる自然の中で力強く生きる野生の動物たちを想像しますよね。そんな力強いイメージのあるケニアで作られているのは、いったいどんなコーヒーなのか。そしてコーヒーの名前につけられたジャングルの理由とは。
ケニア ジャングル エステイトの特徴
高品質コーヒーで有名な「ニエリ地区」で栽培
レインフォレスト認証コーヒー
カシス、柑橘系フルーツ、ナッツ、複雑な香り
飲みごたえもありながら、優しい味わい
(大阪箕面珈琲焙煎所による)
コーヒー豆の詳細
・原産国 :ケニア
・地域 :ニエリ地区
・農園 :ジャングルエステート農園
・品種 :SL28、SL34、ルイル11
・グレード:AB
・精製方法:ウォッシュド
・乾燥方法:アフリカンベッド
・焙煎 :フルシティ
・標高 :1.740~1,800m
コーヒーの味覚チャート
・ボディ:★★★☆☆☆☆☆☆☆ (3)
・酸味 :★★☆☆☆☆☆☆☆☆ (2)
・苦み :★★★★☆☆☆☆☆☆ (4)
・コク :★★★★★★☆☆☆☆ (6)
・甘味 :★★★★☆☆☆☆☆☆ (4)
(大阪箕面珈琲焙煎所による)
購入先:大阪箕面珈琲焙煎所
https://minoh-coffee.net/
ジャングルの由来とは?
もうお気づきの方もいると思いますが、ジャングルとは農園の名前です。では、なぜジャングルと言う名前が農園につけられているかというと、1920年代に作られたこの農園がある地域はケニア山の麓に位置し、その頃のはまさにジャングルのような自然が広がっていたから、というのが名前の由来となっているそうです。さすがケニア、自然が豊かなところなんですね。
ケニア ジャングル エステイトの感想
バランスの取れたコーヒーで、フルシティにしては、程よい穏やかな苦みで飲みやすいです。豊かなコクがあり、心地よい甘さを持ち合わせたコーヒーです。酸味は微かに感じる程度で、コーヒーの酸味や苦みの強いコーヒーが苦手な人にも飲みやすいコーヒーだと思います。
おすすめのシチュエーション、またはケニア ジャングル エステイトが似合うシーン
・ちょっとした気分転換に
・森の中にある湖のほとりで
・窓の向こうに、しとしとと降る雨を感じながら
ケニア ジャングル エステイトとスイーツとのペアリング
どら焼き★★★☆☆3.5
近所の和菓子さんで購入。皮はしっとりとしているが硬めな方で、粒あんの餡はほどほどの甘さで食べやすかったです。個人的には、これで皮がもう少し柔らかかったらまた食べたいどら焼きでした。
ケニア ジャングル エステイトとの相性は良かったです。ケニア ジャングル エステイトは個性的ではないものの、バランスのいいコーヒーなので、甘すぎず、シンプルな味わいのこのどら焼きとの相性が良かったのだと思います。
クッキー★★★★☆4.5
森永のチョコチップクッキー。サクッと軽いココア生地に、なめらかでしっとり感のあるチョコチップをたっぷりと練り込んで焼き上げました。(森永公式サイトより)
期間限定でキティちゃんとのコラボパッケージが可愛いですね。サクほろのココア生地に、チョコチップがたっぷりと練り込まれていて、チョコ欲を満たしてくれます。
ケニア ジャングル エステイトとの相性はとても良かったです。チョコチップの甘さとコーヒーの苦みや甘さとのバランスが良く、上手くマリアージュしていました。これはおすすめの組み合わせです。
ビスケット★★★★☆4.0
ブルボンのチョコリエールです。小麦全粒粉を使ってじっくりと香ばしく焼きあげたスリムなタルト型のダイジェスティブビスケットに、マイルドなチョコレートを充填したチョコビスケットです。
くつろぎのひと時に風味豊かな味わいをお楽しみください。昭和52年に発売されて以来、長きにわたり、ご愛顧頂いている商品です。(ブルボン公式サイトより)
私にとってはとっても懐かしいお菓子で、このお菓子を見ると子供の頃を思い出します。
香ばしく、ザクッとした食感のビスケットとチョコレートとのバランスが絶妙です。何十年かぶりに食べましたが、今でも美味しくいただくことができたことに驚きました。老若男女とわず、愛されるお菓子だからこそのロングセラー商品なんだと思いました。
こちらもケニア ジャングル エステイトとの相性はとても良かったです。香ばしいビスケットとマイルドなチョコレートが、コーヒーの苦みとコクによく合っていました。ケニア ジャングル エステイトに限らず、どんなコーヒーとも相性がいいのではと思います。
長寿柿★★☆☆☆2.0
長寿柿とは、干し柿の種を取り除き、そこに白あんを詰め、柿の表面を羊羹で薄くコーティングして、氷餅粉をまぶした和菓子です。
長寿柿を初めて食べましたが、とても美味しくて、干し柿が上品な和菓子にランクアップ。干し柿の自然な甘さと白あんの優しい甘さに、干し柿のねっとりとした食感が見事にマッチしていました。
残念なことに、コーヒーとの相性は今ひとつでした。長寿柿のあとにコーヒーを飲むと、嫌な酸味と苦いだけのコーヒーに変わってしまいました。
同じ和菓子でも、どら焼きとの相性がよかっただけに残念です。
今度は、ほうじ茶と味わおうと心に決めました。
ケニア ジャングル エステイトのまとめ
ケニア ジャングル エステイトは、フルシティの割には苦みが強すぎることなく、コクと甘みが豊かで、飲みごたえもあるコーヒーです。クセがないので、どのスイーツとの食べ合わせもよく(長寿柿を除く)、和洋問わず、どんなスイーツとも合わせやすのではという感じです。ちょっと今日は深煎りのコーヒーを飲みたいなってときに気軽に飲める、ケニア ジャングル エステイトはそんな感じのコーヒーです。